はじめに(要旨)
湿った耳質×長時間のカナル型は相性が悪い。痒みや炎症の兆候が出て、フォームチップで拍車がかかり、最終的にはデバイス破損まで経験。耳穴を塞がないイヤーカフ型で快適さは得られたが、防音とエコシステム連携の弱さは埋まらず、結局AirPods Pro 3に戻る決断をした。
耳の中が湿ってる
自分は子どものころから、耳の中が湿っているほうの人間だ。
耳垢掃除をしても、耳かきに湿った耳垢がへばり付いてくるだけ。たまに他人が「こんなに大きな耳くそが取れた!」と喜んでいたのを羨ましく思っていた。
日本人(アジア人)でこのタイプの人は1割くらいだと聞いたことがある。
湿った耳とAirPods Proの相性
自分は初代が発売されたころからずっとAirPodsを使っている。AirPods Proが発売されてからはPro一択だ。
以前一人暮らししていたときは自宅でAirPods Proをつけっぱなしにしていることはそんなになかった。
しかし2024年8月に彼氏と同棲を始めてから、自分の時間を確保したいときはAirPods Proをつけっぱなしにしている機会が増えた。
というのもずっと寝室兼リビングで一緒に過ごしている彼氏が難聴気味、且つフィリピン人特有(?)のスマホから大音量でショート動画を流すので、雑音を遮断するためだ。
すると耳の中が痒い、そしていつにも増してグジュグジュになっている。なんなら何かの体液がでて炎症を起こしている。
これをきっかけに耳に優しいイヤーチップを探してみた。
そしてウレタンフォームのイヤーチップをアマゾンで購入したが、耳に合わずに本体から取り外そうとしたら…なんとAirPods Proがパカッと2つに割れてしまった。
中は何本かの細いコードでつながっており、内蔵もとい基盤が丸見え状態。
とりあえず外装を合わせてみるとパチっという音とともに元にもどった。しかしそれからというものパカッと開きやすくなり、とうとう使うのも嫌になりで訳あり品としてメルカリで売却してしまった。
イヤーカフ型の快適性と限界
イヤホンがない生活は考えられないので、何か耳穴に負担のかからないイヤホンを探すことにした。
Ankerのsoundcoreというイヤホンブランドが無難な気がして一番ハイエンドなイヤーカフ型のものを買ってみた。(17,000円くらいだった気がする)
彼氏が出す雑音問題は一旦置いといて、自分にとって今までで一番快適なイヤホンだと思う。
いいところ: 適当に装着してもしっかり聞こえる/軽い・耳を塞がないので長時間使える/バッテリーが長持ち(ケース併用で週1充電ペース)
惜しいところ: たまに片方のみ無音になる事象があり、ケース出し入れで復帰が必要/マルチポイントは2台まで(登録は複数可だがアプリ切替が必要)/外音は当然よく入る
結局AirPods Pro 3を予約
2025年9月にiPhone17シリーズとAirPods Pro 3などが発表された。
まだ届いていないがiPhone 17 ProとAirPods Pro 3を予約した。
なんだかんだいってAirPods Proのノイズキャンセリング機能は気に入っていたし、iPhone, iPad, Macの連携がシームレスで便利すぎる。
3年ぶり(?)に発表された新商品を試してみたい気持ちを抑えきれず、AirPods Proに出戻りすることにした。
とりあえず1ヶ月ほど使用して、AirPods Pro 3一本で生活に問題なさそうなら、soundcoreをメルカリで売却しようと思う。
メモ:同じ悩みの人へのTips
- フォームチップは湿潤+摩擦で炎症悪化のリスク。短時間運用か、医療用グレードの低反発素材を検討
- 長時間用途は「耳穴を塞がない」形状(イヤーカフ型/開放型)を軸に。遮音は環境側対策を並行
- 痒みや滲出液が出たら一旦使用中止し、皮膚科/耳鼻科で外耳道湿疹の可能性をチェック
- iOS/macOSへの深い連携が重要なら、結局AirPods系の総合点が高い